2019年 08月 18日
碌山美術館 |
夏休み後半は信州へ。
台風は免れたが、その影響で名古屋までの新幹線は激混みだった。
松本までの特急しなのは空いていた。
松本に着いて、街をすこし歩いた。信濃毎日新聞の本社が入っているビル(信毎メディアガーデン、設計は下諏訪出身の建築家伊藤豊男)一階ロビーでは松本市で開幕する「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に合わせた「OMFフィルムコンサートの大型スクリーンが用意されていた。街中から音楽祭を盛り上げている様子がみてとれた。
Y子さんとの2人旅では初めてのレンタカーで、大糸線穂高駅近くの碌山美術館へ行った。
碌山美術館は穂高出身の荻原守衛の作品(彫刻や絵画)が展示されている美術館だ。
芸術に疎い私でも彼の名前と作品のいくつかは知っている。
宇部市役所前にあったブロンズの彫刻像「女」は彼の代表作で彫刻の街宇部のシンボル的な存在だ。中学生の時、美術の先生で担任だったK先生からこの彫刻の話をよく聞いた。
荻原守衛は若くして亡くなっている。
K先生もまた30歳という若さで突然逝ってしまった。
半世紀たって初めて訪ねた
碌山美術館。
小さな教会のような佇まいの美術館だった。胸に刻んでおきたい。
by machiko11m
| 2019-08-18 10:02
| 旅に出て
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