ガーデニング 里山歩き フラワーアレンジメントなど花に囲まれて過ごす日々の記録です。  


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北杜夫氏 逝く

今年の秋の夜長は長編を読むぞと先日 トルストイの「アンナカレーニナ」を購入

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なぜアンナカレーニナ?

理由は簡単。ひとつは先日読んだ村上春樹の短編「眠り」に刺激されて、
もう一つは、アンナカレーニが映画化され主要キャストの一人にジュード・ロウ(アンナの夫役)出演予定ということなので
ミーハー的理由です。

さて、意気込んでみたものの、最近雑事多忙とそれによる疲れかすぐに眠くなってページなかなか進まず。
来週初めに短い旅にでるので車中のお供に持参しましょう。

長編小説といえば 高校時代に読んだ「楡家の人々」の作者 北杜夫さんが亡くなられました。

ユーモアあふれるマンボウシリーズ(私のベストは航海記、昆虫記、青春記)や詩的な透明感のあふれる純文学作品
中学、高校校時代、ほんとうによく読みました。
自作の高校時代の思い出アルバム(赤恥もの)にも彼の写真がはりつけてあるぐらいのファンでした。
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処女作 「幽霊」 有名な冒頭の部分を紹介


人はなぜ追憶を語るのだろうか。
どの民族にも神話があるように、どの個人にも心の神話があるものだ。
その神話は次第にうすれ、やがて時間の深みのなかに姿を失うように見える。
-だが、あのおぼろな昔に人の心にしのびこみ、そっと爪跡を残していった事柄を、
人は知らず知らず、くる年もくる年も反芻しつづけているものらしい。
そうした所作は死ぬまでいつまでも続いてゆくことだろう。
それにしても、人はそんな反芻をまったく無意識につづけながら、なぜかふっと目ざめることがある。
わけもなく桑の葉に穴をあけている蚕が、自分の咀嚼するかすかな音に気づいて、不安げに首をもたげてみるようなものだ。
そんなとき、蚕はどんな気持ちがするのだろうか


青春時代の忘れられない作家です。

今手元にあるのはこの一冊 「白きたおやかな峰」

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ご冥福をお祈りいたします。
Commented by サギソウ at 2011-10-28 12:32 x
難しいことは良く分かりませんが、私の目に留まったのは人の写真の中に写っている女性がMさんに似ていることが目に留まりました。
Commented by おじぎちゃん at 2011-10-28 12:49 x
どくとるまんぼうシリーズは面白そうですね。
読んでみようかな。
文庫本を買って読んだ気になるのはおじぎだけでしょうか。
新潮文庫が一番活字が好きです。
Commented by どら猫 at 2011-10-29 10:40 x
オリンピックと一緒でこういう本にチャレンジすることが立派。当面老けませんよ。吾輩もこういう本にチャレンジしよう。枕になるかもしれんけれど。
Commented by machiko11m at 2011-10-29 21:55
>おじぎちゃん 読書の秋  私は本屋さんをブラブラするだけで読んだ気になりますよ。 ドクトルマンボウシリーズ 面白いですよ。旅への憧れ 草花や昆虫への興味 このシリーズを読んだことからはじまりました。
Commented by machiko11m at 2011-10-29 21:58
>どら猫様  抱き枕になるかもしれませんよ。フフフ。
Commented by おのけん at 2011-10-30 08:49 x
ロシアの小説はやたらと登場人物が多くて

やたらと人名が長いような気がして

一気に読まないと挫折しそうです。

そんな記憶がよみがえってきました。
Commented by М at 2011-11-03 07:27 x
>おのけん様 ほんとうに外国小説にでてくる名前は覚えにくいですね。ロシアの小説もなんとかスキーとかなんとかウイッチ なんとかマーリャとか ながい名前ばかり
「イワンの馬鹿」(これもトルストイの作でしたね?) のイワン このぐらいの短さがいいですね
by machiko11m | 2011-10-28 11:51 | その他 | Comments(7)